
アラブニュース
日本を代表する名騎手である福永祐一氏が、25日に行われるキングアブドルアジーズ競馬場でのレースで、現役ラスト騎乗を迎えることになった。
彼は天才騎手と呼ばれた父・洋一氏に続く長いキャリアを経て、2月19日、46歳で東京競馬場のJRAサーキットで最後の騎乗を迎えた。
福永祐一氏は1996年から新人騎手の頂点に立ち、数年後には桜花賞 (日本1000ギニー) などで勝利を重ね、2018年にはついにワグネリアンで日本ダービーを制した。
Yuichi Fukunaga #福永祐一騎手 = 🐐
— The Saudi Cup (@thesaudicup) February 23, 2023
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福永氏はサウジカップ当日、スポーツブールバードが贈るリヤドダートスプリントで4歳の牡馬リメイク(日本)に、そしてブティックグループが贈るサウジダービーではエコロアレス(米国)に騎乗することが決まっている。
ベテラン騎手である福永氏は、来月から調教師に転向する。
「仕事として本当にやりたいことが他に見つかったのです」と彼は説明した。「騎手であることが嫌だと思ったことは一度もありません。調教師になることの魅力が、騎手としてのキャリアを続けるモチベーションを上回ったからです。調教師なら、もっと深く馬に関わることができますから」
福永氏は華々しい業績を挙げて引退する。JRAで34勝、NARで6勝、海外で5勝の計45勝のG1を獲得した実績があるのだ。
それらは、2005年のシーザリオのアメリカンオークス、香港でのエイシンプレストンの3回、2014年のジャストアウェイのドバイデューティーフリーである。2022年には、カフェファラオでG1フェブラリーステークス、ジオグリフで皐月賞(日本2000ギニー)を制し、去年のコントレイルの日本三冠達成に貢献した。
「日本の競馬を支え、応援してくださった競馬ファンの皆様に、感謝申し上げます。この27年間、騎手を辞めたいと思ったことは一度もありません」と福永氏は述べた。
「私の騎手人生に携わってくださったすべての方々に心から感謝しています。これからは調教師として次のステージに進み、多くの人が応援したくなるような馬を育てたいと思っています」
「最後にサウジアラビアで騎乗する機会に恵まれたことに感謝いたします。最高の走りを見せて、日本のファンの皆様に最高の結果をもたらすことができればと思います」