



ドバイ: 日本料理店・カフェKOBEYaが2月18日、ドバイで子供向けのおにぎり作りイベントを開催した。
グルテン・フリーで健康的な食事で有名な同店の2号店には、6歳から12歳までの約10人の子どもたちがいた。このイベントの目的は、子どもたちにおにぎり作りを体験してもらい、日本料理をもっと知ってもらうことだった。
おむすび作りに合わせ、子供たちには、野菜を切ったり、おにぎりの型を作ったり、ごはんの型を作ったり、お弁当箱を飾ったりするのに役立つ道具がいくつか手渡された。
コメは日本のコメ会社エコ・ライス新潟が提供した。同社の豊永有社長はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、環境に配慮した稲作について語った。
豊永氏によると、同氏は日本で米からパンなど他の炭水化物への移行が進んでいるのを見て、中東市場への参入を決めたという。「中東では米をよく食べることがわかったので、いい機会だと思いました」
社長は、エコ・ライスがグルテン・フリーの米を生産することを決めたのは、自然災害が原因だと語った。
「日本では地震や津波などの自然災害が多いです。被災者に食料を送るときは、必ず米を送ります」と同氏は説明した。「しかし、多くの人がアレルギーを持っています。グルテン・フリーのご飯は誰でも食べることができるのです」
8年前にエコ・ライスが中東市場に参入した頃、豊永さんはハラル食品の研究に多くの時間を費やしたという。
「ハラル・フードは日本では一般的ではないので、本当に勉強して十分に理解しなければならなかったのが大きな難関でした」と豊永氏はアラブニュース・ジャパンに語った。
「いずれにせよ、このような製品は通常ハラルです。しかし、日本では、多くの工場が非ハラルの可能性のあるさまざまな食品を扱っているため、別に製造しなければなりません」と同氏は付け加えた。包装とプラスチックさえも別途でなければならないと同氏は説明した。
豊永氏によると、同氏はKOBEYaのイベントに参加できて嬉しかったという。子どもは早くからすぐに学ぶと思うので、このようなイベントで日本の食べ物やお米を紹介することは、子どもにとって早期学習の機会になると思うと同氏は語った。