
母国の代表監督を辞任したイタリアのロベルト・マンチーニは、サウジアラビア代表監督に就任する可能性があると、アラビア語の日刊スポーツ紙Arriyadiyahが報じた。
同紙は匿名の情報源の発言を引用し、58歳のマンチーニがフランスのエルヴェ・ルナールの後任となる可能性が高いと報じた。サウジアラビアサッカー連盟はルナールが3月に辞任して以来後任を指名しておらず、ルナールは現在フランス女子代表チームの監督を務めている。
日曜夜、イタリアサッカー連盟はマンチーニの辞任を発表した。
元サンプドリアの選手だったマンチーニは、母国の監督として臨んだEURO 2020ではウェンブリー・スタジアムで行われた決勝でPK戦の末にイングランドを下してタイトルを獲得した。
もしマンチーニの就任が実現した場合、歴代で49人目、ヨーロッパ人としては19人目、イタリア人としては初のサウジアラビア代表監督となる。
監督としての最初の目標は11月から始まる2026 FIFAワールドカップ・アジア予選突破であり、サウジアラビアはヨルダン、タジキスタン、そしてカンボジアまたはパキスタンのどちらかと対戦する。