ロンドン:パレスチナ自治政府のアッバース議長は木曜日、ガザ地区での戦争とヨルダン川西岸地区の占領を終わらせるために、国際社会に対してイスラエルへの武器供与を停止するよう強く求めた。
「この犯罪を止めろ。今すぐ止めろ。子供や女性を殺すのを止めろ。大量虐殺を止めろ。イスラエルへの武器供与を止めろ」と、国連総会でアッバース議長は訴えた。
「この狂気は続けられない。ガザ地区とヨルダン川西岸地区で起きていることに対して、全世界が責任を負っている」
アッバース議長のコメントは、木曜日にガザ地区の保健省が、12ヶ月目に入ったこの戦争で少なくとも41,534人が死亡したと発表した後に発表された。
同議長は、イスラエル政府は昨年10月のハマスによる攻撃に乗じて、ガザ地区に対する大規模なジェノサイドを開始したと述べた。
「イスラエル政府は戦争犯罪を犯し、国際社会が認めているように、現在も戦争犯罪を犯し続けている」とアッバース議長は付け加えた。
同氏は、イスラエルは現在「レバノン国民に対する新たな侵略」を開始しており、レバノン国民は「ジェノサイド戦争の対象となっている」と述べた。
さらに、「イスラエルはレバノンとパレスチナでの戦争を停止しなければならない。我々は、この侵略を非難し、ただちに停止するよう要求する」
「イスラエルはガザ地区全域を再占領した。ガザ地区のあらゆるものの75%が完全に破壊された。
レバノンに対するイスラエルの攻撃により、月曜日以来600人以上が死亡している。この攻撃は、ガザ地区での戦争と並行してヒズボラとほぼ1年間にわたって行われてきた国境を越えた砲撃に続くものである。
アッバース議長は国際社会に対してイスラエルへの制裁を課すよう呼びかけ、イスラエルは国連のメンバーである資格はないと述べた。
「国際社会は直ちにイスラエルに制裁を加えなければならない。1948年の建国以来今日に至るまで、イスラエルが我々の国民に対して犯してきた虐殺、犯罪、大量虐殺は罰せられることなく終わることはないだろう」
「国連決議の履行を拒否するイスラエルは、この国際組織のメンバーである資格はない。」
アッバース議長は、ガザ地区における包括的かつ恒久的な停戦、ヨルダン川西岸地区および東エルサレムにおけるイスラエル入植者による攻撃の停止、ガザ地区全域への人道支援物資の供給、そしてイスラエルによる同地区からの完全撤退を求めた。
「我々は緩衝地帯の設置やガザ地区からの撤退を拒否する。ガザ地区の1センチたりとも譲るつもりはない」
「パレスチナ国家はガザ地区における責任を担い、その全権限を課し、管轄権を行使しなければならない。国境検問所、特にラファ国際国境を含む。パレスチナ自治政府はパレスチナ全土を統制すべきであり、戦争が終結すれば選挙を実施するだろう。ハマスは2007年よりガザ地区を統治している」
アッバース氏は最後に次のように結んだ。「パレスチナは自由になるだろう。誰が反対しようとも、自由になるだろう。我々の民は、6000年以上もそうしてきたように、父祖の地に住み続けるだろう。彼らは独立のための正当な闘争を続けるだろう。占領は終わるだろう」