
リヤド:サウジアラビア娯楽庁は、業界の成長支援を目的として2016年に設立されて以来、これまでに4,500件を超える企業や施設に対してライセンスを付与し、100か所以上の都市でイベントの開催やサービスの提供を許可している。
ライセンスを付与されたのは、ライブパフォーマンスを提供する飲食店やカフェが1,579件、娯楽専用施設が257件、アミューズメントパーク専用施設が17件となっている。
サポートやサービスの面では、運営をバックアップする会社に645件、チケット管理や販売を行うプラットフォームに128件、人材育成に特化した会社に537件、群衆管理を専門とする会社に393件のライセンスが付与された。さらに、一部の企業では、エンターテインメントや関連部門の様々な領域にわたって、複数の役割を受け持っているケースも見られる。
多様なプロジェクトを展開する娯楽庁は、国内産業への投資を募っており、70社以上の外国企業が同国での営業許可を取得している。
娯楽庁は、サウジアラビアで娯楽産業を発展させることを目的に、経済の多様化と中小企業の成長を支援する「サウジ・ビジョン2030」に合わせて設立された。