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英ニューカッスルで歴史的親善試合、大勢のサウジ国民が現地で応援

PIFが所有するニューカッスル・ユナイテッドのホームで、ロベルト・マンチーニ監督率いる代表チームが歴史的な2試合に挑む。その初戦を見届けようと、遠く離れた場所からサウジアラビア国民が大挙して駆けつけた。(アラブニュース写真)
PIFが所有するニューカッスル・ユナイテッドのホームで、ロベルト・マンチーニ監督率いる代表チームが歴史的な2試合に挑む。その初戦を見届けようと、遠く離れた場所からサウジアラビア国民が大挙して駆けつけた。(アラブニュース写真)
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09 Sep 2023 03:09:51 GMT9
09 Sep 2023 03:09:51 GMT9
  • アラブニュースは、マンチーニ監督の初陣を楽しみに待つファンに話を聞いた

アラブニュース

ニューカッスル:PIFが所有するニューカッスル・ユナイテッドのホームで、ロベルト・マンチーニ監督率いるサウジアラビア代表サッカーチームが歴史的な2試合に挑む。その初戦を見届けようと、遠く離れた場所からサウジアラビア国民が大挙して応援に駆けつけた。

一部のファンは、往復14時間以上の道のりをかけてタインサイドのセント・ジェームズ・パークを訪れ、グリーンファルコンズとコスタリカの試合を観戦した。

マンチーニ監督の初陣は敗北という結果に終わり、フランシスコ・カルボ、マンフレッド・ウガルデ、ランダル・レアルのゴールにより、コスタリカが3対1で勝利を収めた。

グリーンファルコンズは、アリ・アル・ブレイヒが接戦の中でゴールネットを揺らしたものの、レアルの印象的なフィニッシュもあり、勝利を逃して90分間を終えた。

アラブニュースは、マンチーニ監督の初采配試合を楽しもうと、リーズや車で7時間の距離にある南岸都市ポーツマスといった英国各地から駆けつけたファンらに話を聞いた。

サウジアラビア代表チームは、インターナショナルブレイク中にプレミアリーグの開催地で歴史的な親善試合を2試合戦うことになっており、13日には韓国代表と対戦する。

リーズ在住の学生、アブドゥラ・モハメドさんは、英国で開催されたこの試合について聞かれると「とても誇りに思う」と答えた。

「各地の色々な場所から人が集まっていて、その多くは英国内の学生です。ここ(セント・ジェームズ・パーク)に来るのは初めてで、わくわくしています。私は英国のチームを応援していませんが、(ニューカッスルの)ファンになるかもしれません、たぶん」

ジャーナリストのアリ・アルシャマリ氏は、試合前、2つの特別な理由で興奮していた。

「買収前からニューカッスル・ユナイテッドのファンでしたが、買収後はこのスタジアムへ20試合か30試合、さらにはアウェーゲームにも足を運びました」

「買収後はこの上なく幸せです。私はニューカッスルに留学していた2020年から、チームを追いかけるようになりました。買収が起きたのはその1年後です」

今回の試合に関しては、「マンチーニ監督の初戦でワールドカップの後ですし、あまり期待はしていません。良い出だしになるといいのですが」と話した。

サウジアラビア代表チームが試合を行うのは、エルヴェ・ルナール前監督が退任し、フランスサッカー連盟の女子代表チーム監督に就任して以降初となる。マンチーニ監督は、1月のアジアカップに向けて準備を進めており、1996年以来の優勝を目指している。11月には、ワールドカップの予選もスタートする。

「素晴らしい。私たちはみんな、サウジアラビアのサッカーが変わる様子を目にしてきました。ここでサッカーができるのは素晴らしいことです」と別のファン、ラシード・アルシャイエリさんは述べた。

「私たちは前向きです。サウジアラビアの人々にとって、代表チームを世界に見てもらえるのはいつだって嬉しいことです。アルゼンチン戦(ワールドカップでの)の結果を見た後では特にね。英国開催にすることで、私たちのような人間や、ここにいる他のサウジ国民たちが代表チームを観戦できるのは最高です」

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