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UAEのバラカ原子力発電所が能力の80%に到達

韓国電力公社(KEPCO)が建設しているバラカ発電所は、アラブ世界で初めての原子力発電所となる。(WAM)
韓国電力公社(KEPCO)が建設しているバラカ発電所は、アラブ世界で初めての原子力発電所となる。(WAM)
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18 Nov 2020 09:11:02 GMT9
18 Nov 2020 09:11:02 GMT9
  • このマイルストーンは現在進行中の出力上昇試験の一部である
  • 次の最終段階では発電が発電所能力の100%まで上げられる

アラブニュース

ドバイ:アラブ首長国連邦のバラカ原子力発電所1号機が、原子炉の発電能力の80%に達した。国営通信社WAMが水曜に報じた。

このマイルストーンは、現在行われている1号機の出力上昇試験(PAT)の一部である。このプロセスには、原子炉の発電レベルの緩やかな上昇や、データ収集、並びに設備が国内および国際的な安心・安全・品質基準を満たしていることを確実にするための管理・安全装置の調整が含まれる。

UAEの独立した核規制機関である連邦原子力規制庁(FANR)が、PATを監督している。

次の最終段階では発電が発電所能力の100%まで上げられる予定で、現在ナワ社の運営チームがその作業に取り組んでいる。最終段階が達成されれば、1号機は検査停止段階を終えるため徐々に停止される。これには数ヶ月かかる予定で、その間に専門家たちが検査や保守作業を行う。

韓国電力公社(KEPCO)が建設しているバラカ発電所は、アラブ世界で初めての原子力発電所となる。

完成すれば、4つの原子炉で合計5,600メガワットの発電能力を持つことになり、UAEの電力ニーズの25%を十分に賄うことができる。

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