


日本のホンダは、80年代の車両を最新型に改良した折りたたみ式ミニ電動スクーター「モトコンパクト」を発表、価格は995ドル(約14万7000円)で、11月に発売される予定だ。
この小型スクーターは、幅3.7インチ、高さ21.1インチ、長さ29.2インチの長方形に折り畳まれ、小さなブリーフケースのような形態になる。二酸化炭素の排出がないので、環境に優しい方法で目的地に到着することができる。
重量約19キロの軽量スクーターで、3時間半でフル充電できる。最高速度は時速15マイルとなっている。
洗練されたミニマルなデザインで、ステッカー、スキン、デカールでカスタマイズでき、人それぞれの個性を表現することが可能だ。
今後、モトコンパクト用のモバイル・アプリが提供される予定で、ユーザーはBluetooth経由で個人設定を調整したり、ライディングモードを変更したりできるようになる。
1981年、ホンダは折りたたみ式スクーター「モトコンポ」を日本で発売したが、2年で販売終了となった。「モトコンポ」は、1970年代後半にイギリスで最も人気のあったバンドの一つであるマッドネスを起用したテレビCMを放映し、当時絶大な人気を博した。