ドバイ:ラマ・ウダ氏(14歳)、ファディ・アリ氏(13歳)、ジャナン・ユーセフ・アブ・ユニス(14歳)は、10月3日に国連大学で開催されたシンポジウムで現在のパレスチナの生活状況について語った。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の招待で来日中の3人の10代の難民たちには、フィリップ・ラッツァリーニ事務局長が帯同する。
ウダ氏、ファディ・アリ氏、ユニス氏は、UNRWAが運営する学校に通学している。3人の訪問は、日本とUNRWAとのパートナーシップの開始70周年を記念して行われた。
今回のシンポジウムの取りまとめ役を担ったのは、東京の国連広報センターの根本かおる所長だった。
日本が国連パレスチナ難民救済事業機関 @UNRWA を通しパレスチナ難民支援を開始して70年。記念シンポで国連広報センター @KaoruNemoto 所長が司会を務めました。
— 国連広報センター (@UNIC_Tokyo) October 4, 2023
「私たちには夢がある」ガザから来日中の3人の中学生の英語での力強いスピーチ。現地の状況や、日本の関わりについても議論されました。 pic.twitter.com/JnTBtqaCNk
また、3人の生徒たちとラッツァリーニ事務局長は、上川陽子外相と10月2日に会談した。上川外相は、日本政府が今後もUNRWAと緊密に連携し、パレスチナ難民を支援していくと述べた。
パレスチナの生徒たちは、10月6日に、広島平和記念資料館を訪れて、日本の高校生たちと平和について話し合う予定である。
中島洋一パレスチナ関係担当大使兼対パレスチナ日本政府代表事務所長は、今回のパレスチナ人生徒たちの訪日について、「日本は、常に数多くのパレスチナ人の方たちの心の拠り所となっていることを誇りに感じています。3人のパレスチナの生徒さんたちには、ガザのパレスチナ難民の生活や、日本の援助がパレスチナ難民の生活にどのように役立っているのかを日本の人々に伝えていただけたらと思います」とコメントした。
中島氏は、そして、「また、それと同時に、ガザの若い人々にとってこの訪問は戦争と平和について考える上で多くのヒントを得る機会になることでしょう。この訪問からパレスチナに戻った彼らに合うことを楽しみにしています」と付け加えた。
At @UNU_Japan, we hosted an open dialogue with experts and our three students from Gaza to discuss issues concerning #PalestineRefugees
— UNRWA (@UNRWA) October 3, 2023
Thank you for commemorating 70 years of partnership of Japan and @UNRWA 🇯🇵#UNRWATHXJapan #UNRWAWorks pic.twitter.com/UZ0NWAaBuX