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参議院議員・鈴木宗男氏の訪露、波紋を呼ぶ

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04 Oct 2023 11:10:53 GMT9
04 Oct 2023 11:10:53 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:参院議員・鈴木宗男氏がロシアへの訪問に関して所属政党の日本維新の会へ通知をしないまま行動したことについて、火曜日、日本維新の会は懲戒措置を検討していると発表した。

日本維新の会の担当者は、通常、党員が海外への訪問を通知する必要はないと述べたが、議会代表団の副代表を務める参院議員の鈴木氏は重要な責任を負っており、彼の帰国後に彼自身から説明を聞いてから懲戒措置を決定したいと述べた。

月曜日、ロシア外務省は、ロシアの外務次官補ルデンコ氏が明らかにモスクワで鈴木氏と会ったと発表した。

火曜日、上川陽子外務大臣は鈴木氏の訪露についてコメントし、「基本的な立場として、日本政府はロシアへのすべての渡航を避けるように渡航勧告を出しています」と述べた。

彼女はさらに「ロシアへの渡航は控えるように人々にお願いしています。それ以上のこと、参院議員の鈴木氏の目的とスケジュールについては答える立場にはありません」と述べた。

日本外務省が鈴木氏の行動を容認したかどうかについてさらに質問された際、上川陽子氏は簡潔に答えて「鈴木氏のロシア訪問についての質問について、私たちは事前またはその後に通知されていませんでした」と述べた。

鈴木氏は火曜日に日本のメディアとの電話インタビューで、彼がロシアで外務次官のアンドレイ・ユレヴィチ・ルデンコ氏と会い、日本が北方領土と見なされている元住民の墓を訪れることをロシアに再開してもらうよう要請したと述べた。

ルデンコ氏は、両国の関係の崩壊を引き起こした対ロシア制裁に対し遺憾に思うと伝えたとされる。

鈴木氏は日本とロシアの漁業交渉を再開することも求めたと続け、これらの2つの要因が彼のロシア訪問の主な目的だったと説明した。彼はさらに、対話を通じて外交を開始するのが政治家としての責任だと考えていると述べた。

鈴木氏は日本時間の10月1日の朝に東京を出発し、木曜日に日本に戻る予定である。

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