
イスラエルとハマスの戦争が続く中、日本の上川陽子外務大臣が10月13日、パレスチナのリヤード・マーリキー外務・移民庁長官と電話会談を行った。
上川外相は、ガザ地区の情勢を深刻な懸念をもって注視していると述べた。
同外相はまた、ハマスやパレスチナの他の武装勢力によるテロ攻撃に関して、特に一般市民に対する攻撃や誘拐はいかなる理由にしろ正当化できず、日本としてこれを断固として非難するとした。
そして、マーリキー外相に対して、事態の早期沈静化に向けて関係者に働きかけるよう求めた。上川外相はさらに、日本人の安全確保について支援を求め、両者で協力していくことを確認した。
マーリキー外相は、攻撃を受けたパレスチナ自治政府の立場や対応とともに、ガザ地区の状況について説明した。両外相は、人道アクセスの改善の必要性に関して一致した。
また両者は、地域の安定のために、引き続き事態の沈静化に向けて取り組んでいくことに同意した。