ドバイ:日本は、深刻な水不足に直面しているアイナタへの水パイプライン建設を支援するため、社会・農業開発機構(OSAD)に無償資金協力を実施する。
バールベック・ヘルメルに位置するアイナタは、レバノンの社会経済危機によって、深刻な公共水道不足を解消するための水パイプラインを建設することができなかった。
10月17日、馬越正之駐レバノン大使はハンナ・エル・クーリーOSAD理事長と共に無償資金協力の契約書に署名。馬越大使は、水分野におけるOSADの取り組みをたたえ、日本は今後もレバノンの人々を支援していくと付け加えた。クーリー理事長は、同プロジェクトに対する日本の寛大な支援に感謝していると述べた。
同OSADプロジェクトは、約2,700人のアイナタ住民に安全な水を手ごろな価格で提供する。