
北海道北部付近の低気圧が東北東へ進み、低気圧から延びる前線が北・東日本などを通過したため、7日は未明から朝に大雨になる所があり、風が吹き荒れた。関東と山梨、静岡各県では南風の影響で気温が上昇。気象庁によると、甲府市で28.4度など、25度以上の夏日になる所が相次いだ。
東京都心(千代田区北の丸公園)は27.5度、横浜市は27.3度を観測し、いずれも11月の観測史上最高記録を更新した。記録に並ぶか更新した所は約30地点だった。東京都心の夏日は11月に入って3日目。今年の夏日は計143日となり、年間最多記録を更新した。
一方、静岡県御殿場市では午前7時10分すぎに最大瞬間風速32.5メートルを観測し、北海道稚内市では午前1時40分までの12時間雨量が120.0ミリとなった。いずれも11月の記録を更新した。静岡市葵区(有東木)では午前8時半までの同雨量が175.5ミリに上った。
時事通信