
ワシントン:米政府は15日、日本に対する短距離空対空ミサイル「サイドワインダー」と中距離空対空ミサイル(AMRAAM)の売却を承認し、議会に通知したと発表した。総額は合計で約2億8300万ドル(約402億円)に上る。
覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、インド太平洋地域で日本の抑止力を高めるのが狙い。米政府は声明で「この地域で現在と将来の脅威に対応する日本の能力を向上させる」と説明した。
日本に供与するのは、サイドワインダーのブロック2型44発、AMRAAM120発など。いずれも米軍の高性能ミサイルとして知られる。
時事通信