アラブニュース・ジャパン

東京: 土曜日（12月30日）の朝、数十人が駐日米国大使館前でパレスチナ解放を訴えるデモを行い、バイデン政権によるイスラエルへの財政的、軍事的支援がガザでの大量虐殺の継続を可能にしていると非難した。

日本人のみならず、在日のアラブや欧米などの人々が大使館に面した歩道で垂れ幕を持ち、スローガンを叫びながら、パレスチナ解放への支持を表明、米国の意思決定者たちに対して「米国は恥を知れ」と憤った。

デモ隊は、「即時停戦を」「パレスチナを解放せよ」「川から海までパレスチナに自由を」と声を上げた。血に染まった手でバイデン大統領の肖像画を掲げる日本人の姿もあった。「お金と天然ガスは人間の命よりも大切なのか？」「ボイコットUSA」「人種差別アパルトヘイト、テロリストイスラエル」などと書かれたバナーもあった。

デモ参加者たちは、イスラエルのネタニヤフ首相を「戦犯」と呼んだ。

日本人のある参加者は、「ボイコット、投資撤収、制裁」を表す「BDS」と書かれたプラカードを高く掲げていた。

大使館周辺には「子どもを殺すな」というデモ隊のスローガンが響き渡った。デモ隊は靴を手に持って「米国は蛇の頭だ」「米国は好戦的な軍事国家だ」と叫んだ。

ある日本人抗議者は、「さようなら植民地主義シオニスト」と「イスラエルよ、戦争ビジネスをやめろ」と掲げ、またある人は「ガザの子どもたちはいつになれば、爆弾ではなく鳥の鳴き声で目覚めるだろうか？」という横断幕を掲げた。

あるデモ参加者はアラブニュース・ジャパンに対し、「大使館正門前に立つ予定だったが、警察が阻止し、敷地内の脇道だけを許可した」と話した。 駐日米国大使館は東京の中心部にあり、多くの大使館やメディア本社に近い。