
東京:NHKによると、2019年に京都アニメーションで36人が殺害された事件で、日本人の男が有罪判決を受け、死刑が確定した。
京アニとして知られる京都のスタジオを襲った死闘は、凶悪犯罪の少ない日本だけでなく、同スタジオの幅広いファン層と犯罪の大胆さから海外にも衝撃を与えた。
現在45歳の青葉真司被告は、スタジオの入り口付近にガソリンをまいて炎上させ、32人を負傷させた。青葉被告自身も大やけどを負い、1年近く集中治療を受けた。
メディアは、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズなどで知られる京アニが自分の小説を盗作したと同被告が恨んでいたと報じているが、京アニはこの疑惑を否定している。
日本のポップカルチャーの柱であるアニメは、世界中にファンを持つ主要な文化輸出品となっている。
この事件は、カナダのジャスティン・トルドー首相やアップルのティム・クック最高経営責任者など、世界の指導者や企業幹部からの哀悼の意を促した。
日本とアメリカは、G7諸国の中で唯一死刑を執行している国である。
ロイター