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日中韓、コロナ対応連携=「早期に保健相会談」―外相一致

2020年3月20日、東京の外務省で行われた日中韓外務大臣の電話会談で、日本の茂木敏充外務大臣(2列目、左)がスピーチを行う。(AFP)
2020年3月20日、東京の外務省で行われた日中韓外務大臣の電話会談で、日本の茂木敏充外務大臣(2列目、左)がスピーチを行う。(AFP)
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20 Mar 2020 02:03:43 GMT9
20 Mar 2020 02:03:43 GMT9

茂木敏充外相は20日午前、中国の王毅、韓国の康京和両外相とテレビ会談を行い、新型コロナウイルスの感染拡大抑止に向け、3カ国の連携の重要性を確認した。3カ国の保健担当相によるテレビ会談の早期開催が必要との認識でも一致した。

 会談は約70分間。茂木氏は(1)3カ国間の情報共有メカニズムの一層の活用(2)医薬品、ワクチン開発情報の共有(3)医療物資の緊急融通で協力(4)国際的な公衆衛生対策で協力―の4点を提起。実務レベルで内容を詰めていくことを申し合わせた。 

 東京五輪・パラリンピックに関し、茂木氏は「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして完全な形で実施したい」と強調。中韓外相は「日本の立場を支持したい」と応じたという。

 新型コロナウイルスは、欧米などでも感染が広がり、日中韓には発生地の中国、早期に対応を強いられた日韓両国がそれぞれ得た知見を生かし、国際貢献したいとの思いもある。日本外務省によると、日中韓外相によるテレビ会談は初めて。

時事通信社

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