
ニューヨーク:リンダ・トーマス=グリーンフィールド米国連大使は、北朝鮮への対応を協議するため、今月中にも日本と韓国を訪問する予定であることが、外交筋の話で明らかになった。
グリーンフィールド大使は4月14日の週に訪日し、北朝鮮に対する国際的制裁の実施状況を調査する国連専門家パネルの代替案について、東京とソウルの高官と協議することを検討している。
ロシアは3月28日、パネルの任務を延長する国連安全保障理事会の決議に拒否権を行使し、今月末での活動停止を余儀なくされた。
また木曜には、日米韓がサイバーセキュリティに関する安保理の非公式会議を共催し、北朝鮮がサイバー攻撃を通じて核やミサイルの開発資金を調達していると非難した。
先月発表された、専門家パネルの最新の報告書では、「大量破壊兵器計画の40%は、北朝鮮の不正なサイバー攻撃によって資金を調達している」と発表した。
時事通信