
東京:パレスチナの国家承認をめぐり、上川陽子外相は日本の立場を繰り返し表明、その可能性を事実上否定した。
アルジェリアが先般、アラブ連盟やイスラム協力機構などを代表し、パレスチナを国連の正式加盟国として承認する案を提出したことを受け、上川氏は記者会見で、日本はコソボなどの国を承認している一方で、このような動きに賛同するかと尋ねられた。
上川氏は、「パレスチナを国家承認するかということについて、和平プロセスの進展に資するかどうかを含め、総合的に判断していきたい」と述べた。
また上川氏は、パレスチナを国家として認めなければ、イスラエルによる二国家解決の拒否を事実上支持することになるのではないかとの質問を受けた。
日本はこれまで米国の立場に盲目的に従っていると指摘されてきたが、上川氏は、「国家承認に関する米国の立場について、日本としてコメントすることは差し控える」と述べた。