
外務省の発表によると、アメリカで新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受け、同省は日本国民に向けて渡航注意情報を出し、アメリカへの不要不急の渡航を自粛するよう勧告したとのことだ。
日本政府はヨーロッパの大多数の国々に対しても同様の措置を採っており、中国、韓国、アイスランド、サンマリノ及びイタリア、スイス、スペインの一部地域に対して渡航中止勧告を出している。
外務省はCDC(米疾病予防管理センター)の情報を引用し、土曜(3/21)時点でアメリカ国内で確認された感染例は15,219例で、死亡例は201例である発表した。
アメリカは日本やその他4か国への渡航注意情報をレベル3に引き上げ、アメリカ国民に日本への不要不急の渡航を取りやめるよう勧告するとともに、同国へ入国する日本国民に対し14日間の自己隔離を義務付けたが、同省によると、今回の渡航自粛要請は上記のアメリカの措置を受けての決定とのことだ。
AP