
東京:先月墜落した8人を乗せた2機の軍用ヘリコプターが互いに衝突したと、日本政府は木曜日、フライトレコーダーのデータを分析したと発表した。
日本海上自衛隊のヘリに搭乗していた乗組員のうち7人は4月20日の墜落以来行方不明のままであり、1人の死亡が確認された。
木原稔防衛相は記者団に対し、「フライトレコーダーの分析によると、2機のヘリは同じ場所で同じ時刻に同じことを記録している」
「機体の異常を示すデータは見つからなかった」と述べ、同型のヘリコプターを使った訓練飛行を金曜日に再開すると付け加えた。
海自の「事故調査委員会」は、事故がどのように発生したのか、原因究明を続けるという。
4人の乗組員を乗せたSH-60Kヘリは4月20日深夜、太平洋の伊豆諸島沖の深海で潜水艦の位置確認訓練を行っていた。
事故直後、救助隊員が破片やフライト・レコーダーとともに、後に死亡が確認された1人を発見したが、行方不明になっている7人の乗組員の行方はわかっていない。
事故後、自衛隊はSH-60Kヘリコプターを使った訓練を中止した。
昨年4月には、10人を乗せた陸上自衛隊のUH-60JAヘリコプターが沖縄南部の宮古島沖で墜落した。生存者はいなかった。
AFP