
茂木敏充外相は24日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて感染症危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げた独仏など欧州18カ国やイランについて、近く入国拒否の対象国に加える方向だと明らかにした。
欧州18カ国は独仏のほかオランダやベルギーなど。既に一部地域が入国拒否の対象となっているイタリア、スペイン、スイスの3カ国も含まれる。
これまで中韓両国などが入国拒否の対象に指定されており、茂木氏は従来の対応として「レベル3とした国には入国拒否の措置を取っている」と説明。「特段の事情がなければ特別扱いは考えていない」と語った。
JIJI Press