
東京:2日間燃え続けている森林火災が住宅地に広がる恐れがあるため、北日本の400人以上の住民が日曜日に避難するよう促された。
山形県南陽市周辺の山々では、ヘリコプターが炎を消すために何時間も水を撒き続けたが、日没後、火はまだ燃え続けているため、作業は中止された。
AFPの取材に対し、災害対策担当者は「南陽市の3地区に住む400人以上の住民に避難を呼びかけている」
「住宅地に延焼する危険性があるとし、消火活動は月曜の朝に再開される」と付け加えた。
NHKの映像では、山から白い煙が上がっているのが見えた。
民間の気象予報会社ウェザーニューズによると、北部の都市は平均より高い気温の下でうだるような暑さが続いており、日曜日には水銀柱が31度を超えたという。
市当局によると、火災は土曜日に発生し、いくつかの道路が閉鎖された。
世界的に見れば、2024年はすでに気候の極端な変動と温室効果ガス排出量の増加が顕著になっており、地球温暖化を抑制するためのより迅速な行動を求める新たな声に拍車をかけている。
2月の雪祭りで知られる日本北部の札幌市では、先月気温が25度を記録し、1877年の記録開始以来最も早い記録となった。
AFP