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天皇陛下がビデオメッセージ=能登の状況説明も―水フォーラム

メッセージは英語で約20分間。陛下は冒頭、昨年から今年にかけ、能登半島地震を含め世界各地で災害が発生したことに触れ、お見舞いの気持ちを示した。(AFP)
メッセージは英語で約20分間。陛下は冒頭、昨年から今年にかけ、能登半島地震を含め世界各地で災害が発生したことに触れ、お見舞いの気持ちを示した。(AFP)
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21 May 2024 07:05:14 GMT9
21 May 2024 07:05:14 GMT9

天皇陛下は21日、インドネシアのバリ島で開かれた「第10回世界水フォーラム」のプログラムに「繁栄を分かち合うための水」と題したビデオメッセージを寄せられた。皇后さまと3~4月に2度視察した能登半島地震の被災地の状況も説明した。

メッセージは英語で約20分間。陛下は冒頭、昨年から今年にかけ、能登半島地震を含め世界各地で災害が発生したことに触れ、お見舞いの気持ちを示した。

昨年6月のインドネシア訪問で見学した治水に関する石碑や、バリ島の水共有システムなどを紹介し、「良い事例から人類が学び、その果実を分かち合う世界へと発展することを願っています」と述べた。

続いて石川県内の被災地に言及し、輪島市の白米千枚田については、被災前の2018年に自ら撮影した写真を示しながら説明。大規模な断水にも触れ「災害が発生するたびに新たな課題が見いだされますが、一つずつ克服することにより、災害に強い地域を創っていくことが可能になります」と語った。 

陛下は水問題の研究をライフワークとしており、同フォーラムには03年の第3回以降、講演やビデオメッセージで参加している。

時事通信

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