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パレスチナ国家承認と和平プロセス進展を関連づける日本

日本は「これまで当事者間の交渉を通じた『二国家解決』を支持」してきており、「独立国家樹立に向けたパレスチナ人の希望を理解し、これに向けたパレスチナの努力を支援してきたところだ」と上川氏は述べた。(AFP)
日本は「これまで当事者間の交渉を通じた『二国家解決』を支持」してきており、「独立国家樹立に向けたパレスチナ人の希望を理解し、これに向けたパレスチナの努力を支援してきたところだ」と上川氏は述べた。(AFP)
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12 Jun 2024 12:06:39 GMT9
12 Jun 2024 12:06:39 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:日本の上川陽子外相は、パレスチナを国家として承認することについて、包括的な平和合意の一部としてのみ実現するだろうとの見解を示した。

G7の一部を含む148カ国がパレスチナを国家として認めると表明している中、日本が消極的である理由を尋ねられた上川氏の返答は、まさに「外交的」と言えるものだった。

日本は「これまで当事者間の交渉を通じた『二国家解決』を支持してきており、独立国家樹立に向けたパレスチナ人の希望を理解し、これに向けたパレスチナの努力を支援してきたところだ」と上川氏は述べた。

「パレスチナ側からも高く評価をされており、4月2日に私がムハンマド・ムスタファ・パレスチナ首相兼外務・移民庁長官と電話会談を行った際にも、先方から謝意表明があった」

上川氏によると、日本は「平和と繁栄の回廊」構想などの日本独自の取組みを通じて、イスラエルとパレスチナ双方に直接働きかけ、事態の早期沈静化や人道状況の改善に向けた外交努力を続ける。また、日本として当事者間の信頼醸成のために努力していく。

「その上で、パレスチナの国家承認については、和平プロセスをいかに進展させるかも踏まえ、引き続き総合的に検討していく」と上川氏は付け加えた。

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