
東京:北朝鮮は、米国が原子力空母セオドア・ルーズベルトとその随伴打撃群を朝鮮半島南端の釜山に派遣したことに対し、「悪意ある敵対行為」と非難した。
朝鮮民主主義人民共和国国防省のキム・ガンイル次官は、「再びアメリカの無謀な選択と行動を目の当たりにしている」と述べた。米国の動きが韓米同盟を祝うためや、メンテナンスのためだという主張を偽善と揶揄し、北朝鮮を不安定にしようとする大きな陰謀の一部だと示唆した。
「生まれつき悪意ある敵意と疑念を持つ米国とその手下たちは、憎悪に満ちた対立狂だ」とキム氏は述べ、6月10日の韓米核協議グループ会議での核爆弾訓練や、6月17日から20日まで行われた米韓特別同盟空中訓練に言及した。
「米国と韓国が我々の目の前で武力デモンストレーションに取り憑かれているのは、極めて危険な冒険だ」とキム氏は述べた。「朝鮮民主主義人民共和国は、米韓の挑発的な動きに対して圧倒的かつ新たな抑止力を示す可能性を完全に開いている」と述べた。