東京:アラブ首長国連邦(UAE)の産業・先端技術大臣であり、日本への特使であるスルタン・アル・ジャーベル博士は木曜日に上川陽子外務大臣と会談し、両国の関係を拡大することを誓った。
上川大臣は、日本とUAEの関係の重要性を強調した。「日本はUAEとの関係を戦略的パートナーとして非常に重視しています。日本とUAEの協力は、伝統的なエネルギー分野を超えて、脱炭素、先端技術、教育、文化、観光、宇宙、防衛など多岐にわたる分野に広がっています」と述べた。
両大臣は、今年後半に第2回包括的戦略パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)閣僚級会議を開催することで合意した。また、国際原油市場の安定化に関する日本とUAEの協力や、二国間の経済関係を強化する方法についても意見交換を行った。
上川大臣は、ジャーベル博士の日本-UAE関係への貢献を称賛し、「包括的な戦略パートナーシップイニシアティブの下で、さまざまな分野で二国間関係を強化し続けたい」と述べた。
ジャーベル博士は、UAEの上層部リーダー、特にアブドゥラー・ビン・ザイド・アル・ナヒヤーン外務大臣からの挨拶を伝え、上川大臣との再会を喜んだ。
「今回の訪問には大きな野心を持ってきました」と彼は続けた。「この野心は、長年にわたる強力な二国間パートナーシップに基づいています。このパートナーシップは多くの分野にわたり、私たちの二国間関係の強化に貢献してきました。今日の会議で強調したいポイントがいくつかあり、これらのポイントは私たちの協力範囲を拡大する上で直接的なプラスの影響をもたらすでしょう」