Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 東京で6人が死亡、日本が熱波に見舞われる

東京で6人が死亡、日本が熱波に見舞われる

ここ数日、全国各地で熱中症警報が発令され、住民は屋外での運動を避け、エアコンを使用するよう呼びかけられている。(AFP)
ここ数日、全国各地で熱中症警報が発令され、住民は屋外での運動を避け、エアコンを使用するよう呼びかけられている。(AFP)
Short Url:
09 Jul 2024 04:07:41 GMT9
09 Jul 2024 04:07:41 GMT9

東京:珍しい梅雨の熱波に見舞われた日本では、東京で6人が熱射病で死亡した。

週末、静岡県中部地方は、気象当局が「猛暑」と分類する35度をはるかに超え、今年日本で初めて水銀柱が40度(華氏104度)に達した。

日本の梅雨の最中にこのような酷暑に見舞われたのは「かなり珍しい」と気象庁関係者はAFPに語った。

地元メディアによると、月曜日には東京と和歌山県南部の観測地点で40度近い最高気温を記録したという。

ここ数日、全国各地で熱中症警報が発令され、住民は屋外での運動を避け、エアコンを使用するよう呼びかけられている。

首都圏では、土曜日に3人が熱射病で死亡し、月曜日にも3人が熱射病で死亡した。

東京に住む山本澄子さん(75)はAFPの取材に対し、「エアコンをつけていないと、生きていくのが難しい」と語り、昨年から「劇的に暑くなった」と感じていると付け加えた。

「テレビのアドバイスで、できるだけ水分補給をするようにしています。高齢なので、倒れないように気をつけています」と彼女は言った。

モナコに次いで世界で2番目に高齢者が多い日本では、熱中症は特に命取りになる。

山本さんの年齢は、乳幼児や一人暮らしの人、貧しくてエアコンを買う余裕のない人などとともに、熱中症に特にかかりやすいと健康専門家が指摘している層に入る。

日本救急医学会は月曜日、全国的に熱中症による死者数が増加していることに警告を発した。

死亡者数の多さは、熱中症が今や「大規模な自然災害」に匹敵する危険性をもたらしていることを示唆している、と同団体は述べ、必要のない外出を控えるよう警告した。

東京の会社経営者である中原幹夫氏(67)は、50年前の東京と現在の東京の差は歴然だと言う。

「東京は今ほど暑くなかった」と彼はAFPに語った。

「でも最近は、外に出なくてもいいように、できるだけリモートで仕事をするようにしています」と彼はAFPに語った。

世界中で夏がますます暑くなるのが普通になっている中、アイノア・サンチェスさん(29)のような観光客は、東京の気温にさほど驚いていない。

「計画では、少し観光する。水分をたくさん取る。暑くなりすぎたら、お店に入って、いろいろ見て回って、少し冷やして、また通りに戻ればいい」と彼女はAFPに語った。

AFP

特に人気
オススメ

return to top

<