東京:違法カジノと詐欺の収益を「洗浄」したとして指名手配されていた2人の男が火曜日、ドバイから帰国後に逮捕された。
石川宗太郎容疑者と山田浩輔容疑者は2月に出国したと見られている。アラブ首長国連邦からのフライトを終え、関西国際空港に到着したところで逮捕された。
2人はマネーロンダリング容疑で起訴された藤井亮平と共謀し、20代の男性名義で会社を設立し、法人口座を開設した罪に問われている。
2011年5月から6月にかけて、投資詐欺の被害金210万円を含む計約559万円を別会社の口座に振り込み、犯罪収益とわからないようにしていたという。
同グループは、約500社のペーパーカンパニーを使って約4000の法人口座を開設し、マネーロンダリングを請け負う対価として、少なくとも700億円の預かり金を受け取っていたという。
警察はまた、グループのリーダーの一人とみられる池田隆雅容疑者についても、組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕状を取った。