
【リオデジャネイロ時事】鈴木俊一財務相は26日、訪問先のブラジル・リオデジャネイロで、イエレン米財務長官と会談した。ロシアの凍結資産活用も含めたウクライナ支援を巡って協議。巨大IT企業を念頭に置いた国際的な「デジタル課税」についても議論した。
当地で開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせて開催した。
日本政府によると、為替を含む市場についても意見交換し、幅広い課題で「共通の認識ができた」(財務省の神田真人財務官)という。米側は、イエレン氏がロシア資産活用を巡る日本の協力に「謝意を示した」と説明した。
JIJI Press