
記録的な大雨に見舞われた山形県新庄市で、県警は28日、新たに男性1人をパトカーが流された現場の下流で発見し、死亡を確認したと発表した。服装などから、25日夜に住民の救助に向かう途中でパトカーごと流され行方不明になった新庄署の20代巡査部長とみて身元確認を進めている。
県警によると、男性は28日午前10時50分ごろ、新庄市本合海のパトカーが発見された場所から約1.7キロ下流の川沿いで、うつぶせの状態で発見された。心肺停止状態だったという。
パトカーには、新庄署の玉谷凌太巡査長(26)と20代巡査部長が乗っていた。玉谷巡査長は26日に見つかり、死亡が確認されている。
今回の大雨による山形県の死者はこれで2人となった。同県内では、酒田市の女性1人が行方不明となっている。
JIJI Press