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抗議者たち 2プラス2は「軍国主義」を後押しすると主張

(ANJ)
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30 Jul 2024 02:07:35 GMT9
30 Jul 2024 02:07:35 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京: 東京の活動家や反戦団体はいわゆる「アメリカ軍国主義」に抗議し、アントニー・ブリンケン米国務長官の訪日を非難、「ブリンケン、あなたはここで歓迎されない」というロゴを掲げた。

米国のアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官は日曜日、東京で開催された「日米安全保障協議委員会(2プラス2)」に出席し、上川陽子外相、木原稔防衛相と会談した。

抗議者たちは懸念を表明し、イスラエルによるガザ戦争で米国の代表者たちが行動しないことについて「血のついた手」だと非難した。また日米間の協議は「米国の覇権を守ること」が目的であると批判した。

日米両国は、「地域の安全保障環境の悪化」に対応するためとして今回の会議の緊急性を強調した。また同盟の指揮・統制の向上、防衛産業・先端技術協力の深化、領域横断作戦の強化など、新たな戦略的イニシアティブを実現する意図を再確認した。

日本は防衛力を強化し、「インド太平洋の平和と安全を維持する」ため米国との緊密な協力に対するコミットメントを再確認した一方、米国は、防衛予算の持続的な増額や反撃能力の開発などでの日本の努力を歓迎した。

しかし日本の平和団体は、今回の会談を地域における軍備競争の始まりととらえ、東アジアの対立に対処するための手段として外交が言及されていないことに懸念を表明した。「会談の目的は、それぞれの軍国主義的目的のために両国の軍事関係を強化することだ」

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