
東京:日本政府は火曜日、8月24日から25日の2日間の日程で、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合を東京で開催することを発表した。来年、横浜で開催が予定されているTICAD9(2025年8月20日〜22日)に先立ち、議論を行う。
上川陽子外相は今回の会合でアフリカ各国の閣僚と二国間会談を行い、日本とアフリカ諸国との関係強化を図る。またこの機会に若者、教育、保健などに関するテーマ別イベントを行う。
参加するのはアフリカ諸国代表団のほか、国際機関、アフリカ地域機関など。会合の共催者として日本政府、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会。
テーマ別イベントでは、アフリカにおけるイノベーションに関するパネルディスカッションと、保健関連では、ユニバーサル·ヘルス·カバレッジ達成のための日本企業のイノベーション活用やグローバル·ヘルス·ファイナンシングについて議論する。
TICADは日本主導のアフリカ開発に関する国際会議。1993年の第1回会議以来、2013年の第5回会議まで5年ごとに開催。 2016年にアフリカ(ケニア·ナイロビ)で初めて開催されて以降、3年ごとに行われている。
ポリサリオ代表の参加については、未解決の問題となっている。TICADに関わる外務省高官はアラブニュース・ジャパンの取材に対して、その問題についての明言を避けた。同高官は、「われわれは適切な決定を下すための努力を行なっている」と述べた。「日本として適切な判断をしたい考えではあるが、日本は西サハラと外交関係を結んでいないことを理解してほしい」