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日印「安保宣言」改定へ=2プラス2で合意

インドのラジナート・シン国防大臣(右)は、日本の木原稔外相をニューデリーで出迎えた(2024年8月20日火曜日)。(AP)
インドのラジナート・シン国防大臣(右)は、日本の木原稔外相をニューデリーで出迎えた(2024年8月20日火曜日)。(AP)
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21 Aug 2024 02:08:32 GMT9
21 Aug 2024 02:08:32 GMT9

ニューデリー: 日本、インド両政府は20日、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をニューデリーで開いた。軍備増強を進める中国を念頭に連携強化に向けて議論。2008年に署名した「安全保障協力に関する共同宣言」を改定することで合意した。年内の改定を目指す方針だ。

共同宣言は両国の外交・防衛協力の指針となる文書で、当局間の交流や海上の安全確保などが盛り込まれている。改定は安保環境の変化を受けたもので、宇宙・サイバーなど新領域での協力を加えることを検討している。 

会合では「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力を確認。中国の覇権主義的な動きを踏まえ、力による一方的な現状変更の試みに反対することで一致し、こうした内容を盛り込んだ共同声明を採択した。声明には自衛隊とインド軍による共同訓練の継続や防衛装備品・技術移転の拡大なども明記した。

日本側から上川陽子外相と木原稔防衛相、インド側からジャイシャンカル外相とシン国防相が出席。日印の2プラス2は22年9月以来で3回目。会合に先立ち、日印外相による戦略対話も行った。

時事通信

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