
東京:朝日新聞は日曜日、今週内閣を組閣する際に、日本の次期首相となる石破茂氏が、元国防大臣の岩屋毅氏を外務大臣に指名する可能性が高いと報じた。
2018年から2019年にかけて防衛大臣を務めた岩屋氏は、石破氏が自民党総裁選で勝利するまでの間、石破氏を戦略面で支えていたと朝日新聞は報じている。同紙は、石破氏の決断に関する情報源を一切挙げていない。
67歳の石破氏は金曜日に自民党のレースに勝利した後、同党が支配する衆議院が首相の投票を行う火曜日に政権を樹立する予定だと述べた。
土曜日に日本のメディアが報じたところによると、石破氏は加藤勝信前官房長官を財務相に指名する予定である。また、この件に直接詳しい2人の関係者はロイターに対し、石破氏は政府の最高スポークスマンとしての役割を担う要職である官房長官には林芳正氏を留任させるつもりであると語った。
日曜日に放映されたインタビューで、石破氏は内閣の計画の詳細については明らかにしなかったが、近い将来に解散総選挙を行う可能性を示唆した。
また、日本では金融政策は緩和的な傾向を維持すべきであり、脆弱な景気回復を支えるために借入コストを低く抑える必要があると述べた。
日銀の積極的な金融緩和を批判してきた石破氏が、よりハト派的な路線を取る発言をしたのかどうかは、現時点では明らかではない。
ロイター