
東京: 一部の国境地域を除き、日本はイスラエルおよびイランのほとんどの地域における警戒レベルをレベル3に維持しているが、レバノン、シリア、イラク、パレスチナ自治区についてはレベル4に指定し、日本人に対してこれらの地域への渡航を避けるか、直ちに退避するよう勧告している。
「中東の状況が急速に悪化する可能性は否定できないため、中東諸国への渡航や滞在を計画している方、また既に滞在中の方は、現在の状況を踏まえ、各国・各地域が発表する危険情報や最新情報を確認しながら、安全確保に努めるようにしてください」と、東京の外務省は勧告している。
さらに、状況が悪化することに備えて、緊急物資の準備を含めて退避の準備をするように呼びかけている。
また、中東地域を旅行する場合には、家族や友人、職場などに連絡先を知らせておくことや、現地の大使館や外交代表部に登録するようにも勧めている。
勧告対象国には、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノンが含まれている。