
東京:日本の超接戦の国会議員選挙の候補者たちは土曜日に有権者に最後の訴えを行うが、オピニオン・リーダーの調査では、与党連合が過半数に達しない可能性を示唆している。
このような結果は、2009年以来の自由民主党にとって最悪の結果となり、石破茂首相にとって致命的な打撃となる可能性があるとアナリストらは指摘する。
鉄道や1970年代のアイドル、そして船や飛行機の模型作りを趣味とする石破氏は、先月、過去70年近くにわたって日本を統治してきた自民党の党首に就任したばかりである。
党内での厳しい選挙戦を経て、67歳の石破氏は10月1日に首相となった。
その数日後、彼は「新しい日本」を約束して10月27日に急遽選挙を行うことを発表した。
石破氏は、低迷する地方の活性化を公約し、柔軟な就業時間などの政策で家族を支援することで、日本の人口減少という「静かな緊急事態」に対処すると約束した。
しかし、その後、夫婦別姓の容認など、いくつかの問題について、自身の立場を撤回している。
また、彼の内閣には女性閣僚は2人しか入っていない。
読売新聞が金曜日に行った最新の世論調査によると、自民党とその連合である公明党は、過半数を占めるために必要な233議席を獲得するのが難しいかもしれないという結果が出た。
石破氏はこの議席数を目標に掲げており、この目標に届かなければ、自民党での地位が弱まり、連合の他の政党を見つけるか、少数派政権を率いることになる。
連合の惨憺たる結果次第では、石破氏は直ちに責任を取って辞任し、戦後日本の歴代首相の中で最も在任期間の短い首相となる可能性もあるという予測も出てきている。
「状況は極めて厳しい。自民党と公明党が共に過半数を維持できるかどうかは不透明なほど接戦だ」と、石破氏は金曜日、遊説先で読売新聞に語った。
多くの選挙区では、自民党候補者と、野田佳彦元首相率いる議会第2党の立憲民主党候補者との接戦が続いている。
野田氏の姿勢は「ある意味で自民党と似ている。基本的に彼は保守派だ」と、立命館大学の政治学者、上久保誠人氏はAFPに語った。
「民主党や野田氏は自民党の代替となり得る。多くの有権者がそう考えている」と上久保氏は述べた。
AFP