東京:日本の石破茂首相は、「ガザ地区に対するサウジアラビアのリーダーシップ」を称賛し、中東に安定をもたらすために同王国と協力していく決意を表明した。
石破氏は火曜日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と電話会談を行い、その中で、サウジアラビアが世界の石油市場の安定化において引き続き主導的な役割を果たすことを期待するとの考えを示した。
東京の外務省によると、ムハンマド皇太子は、政治、経済、安全保障、さらには技術移転や文化交流といった分野も含め、さまざまな分野で日本との協力関係を深めたいとの希望を表明した。
石破首相は、エネルギー分野以外でも、クリーンエネルギー、先端技術、エンターテイメントなど、日本とサウジアラビアが協力関係を拡大していきたいと述べた。
2025年には両国の国交樹立70周年を迎えるが、石破首相は、地域および国際社会における平和と安定へのコミットメントを改めて表明した。
首相は、日本とサウジアラビアの戦略的パートナーシップを強化し、これらの価値観を推進するために、より緊密に協力していきたいと述べた。
皇太子もまた、これらの目標へのコミットメントを表明し、サウジアラビアは日本との関係を非常に重視しており、さらなる協力関係を歓迎すると述べた、と同省は伝えた。
外務省はまた、両首脳が中東での紛争に対する懸念と、関係各国が最大限の自制を行う必要性を共有したと述べた。石破首相は、ガザ地区におけるサウジアラビアのリーダーシップを高く評価し、両首脳は中東の安定を実現するために緊密に協力し続けることで合意した。