珠海:在中国日本大使館は火曜日、中国南部の珠海市で月曜日に発生した自動車襲撃事件で35人が死亡したことを受け、厳戒態勢を敷き、日本語で大声で話さないよう警告した。
東京は最近、9月に隣国の深センで日本人小学生が刺殺された事件を受けて、中国にいる自国民の安全について懸念を表明している。
火曜日未明に出された車への突っ込みに関する安全警告の中で、大使館は日本人が巻き込まれたという情報はないと述べたが、中国では最近、他の襲撃事件が相次いでいると指摘した。
中国に住む日本人は、「現地の習慣を尊重し、周囲に気を配り、中国人と接する際の言動に注意すること」とある。
夜間は一人での外出を控え」、日中でも「日本語で大声で話し、集団で大声を出すなど挑発的で注意を引く行動は避ける」べきだという。
外出時には「周囲に細心の注意を払い、広場のような混雑した場所では厳重に警戒する」必要がある。
日本と中国の関係は、北京がこの地域で軍事力を増強する一方で、日本が米国やその同盟国との安全保障上の関係を強化するにつれて悪化している。
9月に10歳の小学生が刺された事件では、日中関係はさらに悪化し、東京は北京からの説明と日本国民の安全確保を要求した。
中国ではここ数ヶ月、一般市民による暴力的な襲撃事件が相次いでいる。
10月には、上海の巨大都市にあるスーパーマーケットで男がナイフで襲撃され、3人が死亡、15人が負傷した。
また7月には、長沙市の中心街で車両が歩行者に衝突し、8人が死亡したと警察は発表した。
AFP