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済州航空墜落事故のブラックボックス、墜落前に記録停止

済州航空は、タイから韓国へ181人を輸送中、メーデーコールを発し、腹部着陸した後、バリアに衝突し炎上した。(AFP)。
済州航空は、タイから韓国へ181人を輸送中、メーデーコールを発し、腹部着陸した後、バリアに衝突し炎上した。(AFP)。
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11 Jan 2025 02:01:52 GMT9
11 Jan 2025 02:01:52 GMT9
  • 済州航空2216便墜落事故について、韓国と米国の捜査当局が原因究明を続けている。
  • 捜査当局は、バードストライク、着陸装置の不具合、滑走路のバリアーなどの可能性を指摘している。

韓国の運輸省が土曜日に発表したところによると、179人の死者を出した済州航空墜落事故のフライトデータとコックピット・ボイス・レコーダーを収めたブラックボックスは、事故の4分前に記録を停止していた。

ボーイング737-800型機は12月29日、181人の乗客と乗員を乗せてタイから韓国の務安(ムアン)へ飛行中、務安空港に不時着し、コンクリートバリアに激突した後、火の玉となって爆発した。

「分析の結果、航空機がローカライザーに衝突するまでの4分間、CVRとFDRの両方のデータが記録されていなかったことが判明した」と運輸省は声明で述べた。

ローカライザーは滑走路の端にあるバリアであり、航空機の着陸を助けるものである。

「現在進行中の事故調査中に、データ損失の原因を調査する計画がある」と声明は付け加えた。

済州航空2216便の墜落事故は、韓国全土に慰霊碑が設置されるなど、国を挙げての追悼ムードを引き起こした。

捜査当局は、バードストライク、着陸装置の欠陥、滑走路のバリアーなどの可能性を指摘している。

パイロットは1回目の着陸を中止する前にバードストライクを警告し、2回目の着陸で着陸装置が浮上しなかったため墜落した。

AFP

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