


東京:外務省によると、日本の武藤容治経済産業大臣は1月12日、リヤドで開かれた日本・サウジ・ビジョン2030閣僚ラウンドテーブルに松本尚外務大臣政務官ら日本側関係者とともに出席した。
サウジアラビア側からは、ハーリド・ビン・アブドルアジーズ・アル・ファーレフ投資大臣、ファイサル・ビン・バンダル・ビン・スルタン・アール・サウード・サウジeスポーツ連盟会長らが出席した。
同省の声明によると、双方は2023年12月に開催された第7回「日•サウジ・ビジョン2030」閣僚会合以降の日本とサウジアラビアの協力の進展を確認し、今後の協力の方向性について意見交換を行った。
松本政務官は、両国首脳間で合意された幅広い協力分野におけるプロジェクトの実現に向けた日本側とサウジ側の努力に謝意を表明した。さらに、「日•サウジ・ビジョン2030」の枠組みにおいて、人的交流、文化、スポーツ、教育、研究の分野において日本が推進している取り組みを紹介した。さらに、外交関係樹立70周年を迎える今年に向けて、日本・サウジアラビア関係をさらに強化していくことを改めて表明し、外交関係への献身と努力を強調した。
日本側は、今年日本で開催される2025年大阪・関西万博の成功と、2030年万博の開催都市であるリヤドへの円滑なバトンタッチへの期待を表明した。