
東京 : 石破茂首相がドナルド・トランプ米大統領と会談した後、日本の岩屋毅外務大臣は、トランプ大統領はガザのハマスに対してと同じように北朝鮮を脅すことができるのか、と記者から質問された。
トランプ大統領は「イスラエルの人質が返還されなければガザを地獄に変える」と言ったが、外務大臣はこの質問に対して平凡な返答しかできなかった。
岩屋外相は金曜、「問題の即時解決について、石破首相がトランプ大統領に継続的な理解と協力を求め、トランプ大統領から全面的な支持を得たことは大きな成果だったと思う。拉致問題解決に向けたわが国の積極的な取り組みに貢献したと思う」と述べ、ガザとハマスへの言及を避け、石破とトランプ両氏との会談に話を集中させようとした。
そして「首脳を含めた日米間の強い信頼と協力関係、石破総理の強い決意のもと、政府として最も効果的な方法を考え、米国の協力を得ながら、前向きに解決していきたいと思う」と述べた。
北朝鮮は、日本の絶え間ない主張にもかかわらず、これ以上の拉致被害者の存在を否定している。
日本は公式に、少なくとも17人の国民が北朝鮮に拉致されたと発表しているが、北は13人しか認めない。非公式には、883人が拉致されたと考えられている。拉致されたと思われる4人が日本で発見されたので拉致された人数は879人に減少した。