
東京 : 岩屋毅外務大臣は、日本がすぐにでもシリアの日本大使館を再開したり、大使を任命したりするという確証を示すことができなかった。
火曜日に行われた記者会見で、ダマスカスにある日本大使館の再開計画について質問された際、岩屋外相は具体的な内容については言及せず、シリアの当局を「いわゆる政府」と呼んだ。
「日本政府は現在、シリアの動向に真剣に注目している。「いわゆる暫定政府」の代表と連絡を取り合っており、シリア情勢に対する今後の対応を検討しているところだ」
また、日本はシリアの政治・社会情勢だけでなく、治安情勢も考慮し、在留邦人に対する安全情報に基づく注意喚起を行っていると述べた。
「今後は、状況を慎重に見極め、適切な判断をしていきたい。いずれにせよ、わが国はシリアの平和的かつ安定的な政権移行を希望しており、すべての関係者がシリア国民による対話を通じて合法的な政治的解決に向けて建設的な役割を果たすことを期待している」と付け加え、日本は今後も国際社会と緊密に協力し、安全確保に努めていくと述べた。