



ベイルート : 2025年3月27日、馬越正之 駐レバノン特命全権大使はバアブダの公邸で、文部科学省奨学金(旧文部省奨学金)を受給した卒業生達を招いた晩餐会を開催した。
この晩餐会には、学術界、教育界、市民社会、ビジネス界、メディア、医学界から、日本で高等教育を受けたリーダーたちが集まった。出席者は日本での生活を振り返りながら、その経験がどのように自分たちのキャリアを形成し、日本とレバノンの文化的・職業的な結びつきを深めたかについての洞察を分かち合った。
この晩餐会は、経験を分かち合う祝賀会であると同時に、文部科学省奨学金の直近の奨学生であるアンソニー・サードさんとの別れを惜しむ機会でもあった。アンソニーさんは、東北大学で計量経済学の人工知能の修士号を取得するため、間もなく日本へ旅立つ。
「彼の旅立ちは、長年にわたる学術的・文化的交流の継続を意味し、日本と中東の架け橋となる、このような奨学金の重要な役割を強化するものです」と大使は述べた。
Mr. Magoshi, Ambassador of Japan to Lebanon, hosted a dinner at his Residence for MEXT Alumni as well as a heartfelt farewell to the new student departing soon for Japan to continue his academic journey.
— Emb of Japan in Lebanon🇯🇵🇱🇧 (@JapanEmbLebanon) March 28, 2025
The dinner was filled with inspiring conversations and gratitude!🇱🇧🇯🇵 pic.twitter.com/A0GOAdV0t0
この機会に交わされた会話は、日本とレバノンの継続的な協力と二国間関係の強化の重要性を浮き彫りにした。卒業生たちは専門知識を活かして、両国の学術的・職業的なパートナーシップをさらに深めていくことを再確認した。
感謝、懐かしさ、興奮に包まれたこの一夜は、文部科学省が将来のリーダーを育成し、日本とレバノンの歴史的な結びつきを強化する上で、永続的な影響力を持つことを証明するものとなった。