
東京:日本共産党の山添拓議員は、イスラエルがガザ地区で救助活動に従事していた救急車を標的にしたと述べたと報じられた。山添議員は日本政府に対し、イスラエルの行為が国際法に違反していると批判するよう要求した。
参議院外交防衛委員会で山添氏は、イスラエル軍の攻撃により、パレスチナ赤新月社の救助隊員を含む15人の人道医療関係者の遺体が発見されたとの報道に言及した。
山添氏は、政府はイスラエルの行為を国際法違反とみなしているのかと質問した。
岩屋毅外相はただ「事実関係を十分に把握することが困難なため、状況を評価することは難しい」とだけ返答した。
山添議員は、イスラエルは15人の人道支援要員の殺害が誤りであったことを認めたと述べた。さらに、国際赤十字・赤新月社連盟のジャガン・チャパゲイン事務局長は、国際人道法は保健衛生・人道支援従事者の保護を義務づけていると述べた。
日本共産党の議員は、日本政府はいまだにイスラエルによる救助隊員への攻撃が国際法違反であることを明言することを拒否していると述べている。
山添氏は、国連児童基金など5つの国連機関が、世界の指導者たちに対し、ガザでの停戦を速やかに実現するための緊急行動をとるよう呼びかけていることに言及。日本政府は駐日イスラエル大使を召喚し、イスラエルの非道な行為に抗議を申し入れるべきだと強調した。
イスラエル軍によるガザでの大規模な地上作戦は、3段階の停戦合意の第1段階が終了した後、3月18日に再開された。