
東京:大阪で木曜日、小学生7人に故意に車を突っ込んだとされる男が逮捕されたと地元メディアが報じた。
学校から帰宅途中だった子どもたちは負傷し、病院に運ばれたが、7人全員の意識は保たれていると、公共放送のNHKなどが伝えた。
警察はAFPに対し、この報道をすぐに確認することはできなかった。
運転手は東京に住む28歳の男で、大阪府警は殺人未遂の疑いで彼を拘束したと、身元不明の捜査関係者の話を引用して報道された。
NHKによると、男は警察の調べに対し容疑を認め、「すべてに嫌気がさしたので、人を殺すつもりで車に突っ込んだ」と供述しているという。
車は「ジグザグ走行」しながら子供たちにぶつかり、一人の少女は「血まみれになり、他の子供たちはひっかき傷のようなものを負った」と目撃者は日本テレビに語った。
日本テレビは目撃者の話として、男は手術用のマスクをしており、学校の教師に引きずり出された後、「ショックを受けているように見えた」と伝えた。
日本では凶悪犯罪は稀だが、ショッキングな事件は時々起こる。
2008年、加藤智大は東京の秋葉原でレンタルした2トントラックで歩行者の群れに突っ込み、その後降りて刺傷事件を起こし、7人が死亡した。
「私は人を殺すために秋葉原に来た。誰を殺すかは問題ではなかった」と当時警察に語っている。
加藤は後に死刑判決を受け、2022年に絞首刑となった。
先進7カ国(G7)の中で死刑制度を維持しているのは日本とアメリカだけであり、死刑制度に対する国民の支持は圧倒的である。
2008年の犯行前、加藤は不安定な仕事と孤独をネット上で訴えていた。
検察によれば、ネット上でチャットをしていた女性に自分の写真を送ったところ、突然メールが来なくなり、自信を失っていたという。
AFP