

リヤド:日本の岩屋毅外相は、湾岸協力会議(GCC)のジャセム・アル・ブダイウィ事務総長に対し、「日本はGCCとのパートナーシップを重視している」と述べた。
木曜日、両者はリヤドで会談し、エネルギー安全保障における湾岸地域と日本のパートナーシップについて話し合った。
岩屋氏はまた、「GCC地域は現在の激動する地域・国際情勢の中で、平和と安定を達成するためにますます重要な役割を果たしている」と付け加えた。
日本外務省のプレスリリースによると、アル・ブダイウィ事務総長は、「日本とGCC加盟国の関係は戦略的に重要であり、GCCも日本との関係をさらに強化することを望んでいる」と述べた。
両氏は、2024年12月に再開された日本・GCC経済連携協定(EPA)の第1回交渉を歓迎した。
また、2023年9月の第1回日本・GCC外相会談で採択された日本・GCC行動計画に基づき、政治・安全保障、貿易、投資など幅広い分野で協力することに合意した。
岩屋外相とアル・ブダイウィ氏は、ガザ、シリア、イラン、紅海、東アジアの現状について意見交換した。
両氏は、日本とGCCの関係をさらに強化し、行動計画の実施を通じて緊密な協力を維持していく意向を強調した。