
東京:外務省は、ポートスーダン市へのいかなる目的での渡航も控えるよう警告する「レベル3」の渡航中止勧告を発出した。
この勧告は、スーダン国軍(SAF)と準軍事組織・即応支援部隊(RSF)との間で断続的な衝突が続いていることや、RSFによるポートスーダン市へのドローン攻撃を受けたことに対応したものである。加えて、スーダンからの緊急退避を指示する「レベル4」の退避勧告も再度強調された。
「スーダンおよびポートスーダン市への渡航は、いかなる理由であっても控えてください。攻撃が続くリスクがあり、情勢は極めて危険なままです。現在滞在中の方は、安全確保を最優先し、最新情報に十分注意してください。可能であれば、スーダンからの退避を検討してください」
この警告では、ポートスーダン空港、フラミンゴ基地、石油関連施設、市中心部、軍事施設、政府関連施設およびその周辺地域が巻き添え被害の高リスク地域であり、非常に危険であると指摘されている。
外務省は、在スーダン日本国大使館を一時閉鎖し、在エジプト日本国大使館内に臨時事務所を設置することを発表した。
また、やむを得ずスーダンに滞在している日本人に向けて、具体的な生存対策の重要性を強調しています。通信手段や移動
手段の確保、水・食料・燃料の備蓄、不要不急の外出の自粛などが推奨されている。