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日本の外相、対イスラエル制裁の話をはぐらかす

岩屋毅外務大臣。(ANJ)
岩屋毅外務大臣。(ANJ)
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26 May 2025 06:05:02 GMT9
26 May 2025 06:05:02 GMT9

カルドン・アズハリ

東京:日本の岩屋毅外相は、ヨルダン川西岸地区でイスラエル占領軍が日本人外交官を含む外交官グループに威嚇射撃を行った事件を受けて、口頭での抗議やイスラエル外交官の召還に訴えたが、英国や他の欧州諸国に追随することは避けた。

金曜日の記者会見で、この事件と、日本がイギリスや他の国々と一緒にイスラエルに対して行動するかどうかという質問に対し、岩屋氏は「このような事件が起きたことを深く遺憾に思うし、決して起きてはならないことだと信じている」と表明した。

中東アフリカ局長は駐日イスラエル大使に抗議し、船越 健裕外務次官はイスラエル大使を呼びつけて「強く抗議」し、十分な説明を求めた。

岩屋大臣は「私たちはまだ何の説明も受けていない」と述べた。

カナダ、王国、フランスは、イスラエルがガザの人道的危機に対処しない場合、強力な制裁を科すと脅していると報じられている。

岩屋氏は、イスラエルがガザの状況を解決するために停戦交渉に直ちに復帰し、国際人道法を含む国際法を遵守するよう強く求めていると、よく言われる日本外交の答えに頼った。

「ガザの再占領と軍事作戦の拡大は、すでに深刻な人道状況をさらに悪化させている。このような行動は 「2国家解決 」の実現に逆行するものであり、我々は断固として反対する」と述べた。

ガザでイスラエルの占領によって殺された何万人ものパレスチナの子どもたちについては、「悲惨な人道的状況」といった抽象的な言葉で一般論を語ったが、水曜日に殺害されたワシントンのイスラエル大使館員2人については、具体的な賛辞を述べた。「命を落とした2人に心から哀悼の意を表したい」と述べた後、テロは許されるべきではないと付け加えた。

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