
東京:大阪で開催中の2025年日本国際博覧会(万博)は、開幕前の熱気が薄かったにもかかわらず、最初の6週間で500万人の来場者を迎えたと主催者が発表した。
160以上の国、地域、団体が参加する2025年万博では、火星の隕石や幹細胞から作られた鼓動する人工心臓などが展示されている。
イベントは4月13日に開幕し、10月中旬まで開催される。ほとんどのパビリオンは、世界最大の木造建築物である格子状の「グランド・リング」に囲まれている。
月曜日、500万人目の来場者が広大なウォーターフロントの会場に足を踏み入れたと主催者は声明で発表した。
「万博への入場者数は7日間で400万人から500万人に増加した」と主催者側は述べ、「日を追うごとに」さらに多くの入場者が訪れていると付け加えた。
これまでのところ、1240万枚のチケットが販売されている。主催者側は2300万枚を目標に掲げている。
万国博覧会とも呼ばれ、パリにエッフェル塔をもたらした万博現象は、1851年のロンドンのクリスタルパレス博覧会から始まった。
現在では5年ごとに世界各地で開催されている。
大阪で最後に万博が開催されたのは1970年で、当時日本は好景気に沸いており、その技術は世界の羨望の的だった。6,400万人を動員し、これは2010年の上海まで続く記録だった。
2025年万博の開幕前に行われたオピニオン調査では、国民の熱意が低いことが示された。アナリストによれば、インフレや、記録的な外国人観光客の日本への流入による宿泊費の高騰が、チケット購入を敬遠させる可能性があるという。
AFP